天然気味な後輩ちゃんと半分ストーカーな先輩が巻き込まれるすったもんだの連作短編。勝手にちょっとした日常ミステリかと思ってたけど、ファンタ
ジーだった。それは別にいい。ファンタ
ジーはあんまり得意じゃないけど、匙加減がちょうど良くて楽しく読めたし、後輩ちゃんも可愛い
*1。でも先輩がなー。全然好きになれない。最後の最後はちょっとかっこ良かったけど。それ以外の人たちはみんなそれぞれ好きなのに、主役の片割れだけがむかつく。うーんそこだけ残念。あ、あとせっかくきれいな恋愛ファンタ
ジーなのに
*2、胸触らせちゃうのはどうかなあ。なんかすげーいやな気分になるよアレ。でも面白かった。この著者は初だけど、他のも読んでみようかなー。