ギャンブルについて

 僕は競馬・競艇・競輪・オートレースを取り揃える*1群馬に生まれながらギャンブルというものをほとんどやらない。特に「自分ではない誰かが競争してその勝者を当てる」タイプのギャンブルというものはいまいち興味が湧かない。例えば競馬ならどの馬が強いかとかの知識は自分のもので、それによって当たりやすくすることはできるけれど自分の力で勝敗を操作することはできない。そういう部分が何だか納得できないのだ。
 ゲームセンターにあるプライズ系のゲームでも、数字の刻まれたルーレット(マイナスもあり)を回して5段階リフトが上がると景品が落ちてくるとか、電光掲示板で表示されるじゃんけんに3回勝つと景品がもらえるというタイプのものはやる気になれない。いくらでもいかさまの余地がある。UFOキャッチャーのような直接景品を掴む!という物理的接触があるものでないと面白くないし、ダメだった時に釈然としない気持ちが残る。
 まあもちろん楽しみとしてのギャンブルというのは理解できる。別に負けてもともとという程度の気軽さで、馬がかわいいからとか太股の太さに萌えるとかスピード感がたまらんとかただ単に買った負けたと騒ぎたいだけとか結果が出るまでのドキドキが楽しいとかいうのはね。
 ただパチンコやスロットというのはどうなんだろう?いまいち勝敗を抜きにした楽しさというのが想像できない。まともにやったことが無いのでわからないけど、パチンコやスロットというのは知識と腕があればあとはもう作業というイメージがある。自分の知識と技術が商品(金?)という目に見える形で還元されるのが嬉しいのだろうか?だとすると勝つことを前提でやっていることになるのか。
 暇つぶしのためのパチンコというのも理解できない。上記のように楽しさが想像できないので。でも暇つぶしにパチンコをするという人にとっては「寝転がっているよりマシ」な何かがあるのだろう。あるいはあわよくば何某かの利益が手に入るという淡い期待もあるのかもしれない。


 まあどれもほとんどあるいは一度もやったこと無いわけだし偉そうなことは言えないのだけれども。というかこういうことにはすぐカッとなってはまっていくタイプなので手を出さない方がいいと自覚しているのです。


 え?麻雀?何言ってんの、あれはギャンブルじゃないじゃん。あれはゲームだよ、ゲ・エ・ム。高度かつ崇高なね。まったく、おかしなことを言う人だなあ。ははは。

*1:しかも桐生はパチンコ台の生産地として有名だった気も