告白。―ピュアフル・アンソロジー (ピュアフル文庫)

告白。―ピュアフル・アンソロジー (ピュアフル文庫)

どうもアンソロジーって形式が好きみたいだな、おれ。だからって何もピュアフル文庫で追わなくても、という気もするが。でも近々発売の「ピュアフル・アンソロジー Kiss.」には大槻ケンヂの名前があるのでこれも買うんだろうな。

前川麻子「靴を買う」

あれこれ詰め込みすぎでわかりにくかったなー。長編サイズの情報量だと思うんだけど。

本沢みなみ「自転車くるくる」

自転車視点てのが鼻につくけど話はわりと好きだった。

岸虎次郎マルスのキス」

漫画「カラフル (1) (ヤングジャンプ・コミックス)」の人の処女小説。これはなかなか面白かった。いかにもな嫌らしさがなくて。多才やなー。

岩井志麻子「形見の花園の廃園」

こういうのは、このシリーズに求めてない。他のホラー系のアンソロジーに入ってたら素直に受け入れられただろうけど。つか作品以前に作家の選択を間違ってる気が。

若竹七海「話を聞いて」

凸凹3人組女子高生のライトミステリ。ミステリ? なかなかいいキャラたちなのでシリーズ化してくれないかな。


あとは安藤由希「すばらしき日々」と芦原すなお「木霊」があるのだけど良きにつけ悪しきにつけ特に思うところはないかな。