孤独か、それに等しいもの (角川文庫)

孤独か、それに等しいもの (角川文庫)

短編集。大崎善生は大好きなのだけど、これはちょっとセンチメンタルに過ぎるかなあ。喪失感というか、哀しみみたいなのが前提としてあって、主人公たちがそれに対して自覚的過ぎる、的確に命名し過ぎているのが鼻につくような。