リンダリンダラバーソール (新潮文庫)

リンダリンダラバーソール (新潮文庫)

続けてクロニクル的作品。大槻ケンヂから見たバンドブームを綴ったエッセイと言うか私小説と言うか。連載してるのをチラッと見かけて文庫落ちを心待ちにしてた。
年齢的にはドンピシャで、おれもいわゆるバンドブームに耳をこじ開けられたクチだけど、その時点からすでに天邪鬼な傾向があってこの作品にはあまり出てこないたまとかBAKUとかKUSUKUSUとか東京少年とかジッタリンとかを好んで聴いてたのですべてがいちいち懐かしいってことにはならないのだけど、これはこれで。