「セントオブウーマン」追記

 思い出した。銃を構える大佐が主人公に「それを自分に預けてくれ」と言われ渋々ながらマガジンを放るシーンがある。このとき僕は「まだ銃の中に一発残っているのでは?」と感付いていたのでこれが後々重要な伏線になるはずだと思い込んでいたのだが、大佐はあっさり「忘れてたよ」とか言いながらその弾も取り出して渡してしまったのでたいそう驚きかつがっかりしたものでした。しかしラスト近くでジョルノばりにしれっと「すまん、ありゃウソだ」とか言いながらもう一丁の銃(あるいはマガジン?)を見せられた時には「このクソジジイが!」とか思いましたよ。すっかりだまされてました。ひとひねり加えた伏線の張り方はナイスでした。