川上健一「四月になれば彼女は」

四月になれば彼女は (集英社文庫)

四月になれば彼女は (集英社文庫)

著者の半自伝的な作品のよう。高校を卒業した主人公のある一日。うーん、なんか都合が良過ぎな感じ? 同じ一日のうちにこうも立て続けに人と会い続けるものかね? コメディタッチのドタバタ劇ならまだしも。なんかその辺が引っかかっちゃった。あとちょっと甘酸っぱさが足りないかなあ。もうちょい女の子に頑張ってほしかった。
つーか「翼はいつまでも」の漫画版、2巻で終わりなの? すごい中途半端なところだった気がするけど。