トルーマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」

ティファニーで朝食を (新潮文庫)

ティファニーで朝食を (新潮文庫)

村上春樹の翻訳で苦手な海外文学に挑戦してみようシリーズ第2弾。第1弾の「グレート・ギャツビー」は大敗でしたが、今回は、まあ惜敗・・・いややっぱり大差で負けかな・・・。「ティファニーで朝食を」は、たぶん14,5年前にオードリーの映画を観たことがあるのだけど、正直中身を全然覚えてない。なんかメガネで出っ歯の日本人が文句を言うシーンくらい。ユニオシさんだったのかな。覚えてないなりに筋が全然違っちゃってるというのはわかった。つーか原作のホリーはオードリーとまったく逆のイメージだし。で、そういうのを全部抜きにしても全然面白くなかった。やっぱり海外作品は無理なんだなあ。表題作よりその他の短編の方がグダグダしない分まだ楽しめた。
あと「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は文庫落ちを楽しみにしているのだけど、どうなるかねえ。