大崎善生「聖の青春」

聖の青春 (講談社文庫)

聖の青春 (講談社文庫)

著者は好きなんだけどノンフィクションがあまり好きじゃないのでスルーしてた。でも将棋はそれなりに好きだし、作品の評価も高いので時間的な余裕のある今のうちに読んでみようかね、ということで。そしたらこれ面白いのなー。プロ棋士とかに興味があるわけでも無し、村山聖という人も知らなかったのだけど、もう感情移入しちゃって読み始めたら止まらない。それも聖本人だけでなく、父親にも「同じ立場に立った時これだけのことをしてやれるのかなー」とか重ねちゃって。「将棋の子」も読んでみるかー。