畠中恵「とっても不幸な幸運」

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)

畠中恵。「しゃばけ」シリーズはすごい好みっぽいけど機会を逸し続けたまままだ読んでない。
そんでこれは現代もので、ある酒場の店長や常連たちが不思議な缶を開けたことにより様々な出来事に遭遇するといった感じの連作短編集。最初こそミステリぽかったけど、後になるほどただの人情話に。いや全然嫌いじゃないけど、まあなんかいまいちまとまりがなかったかなあ。店長はラピュタの親方のイメージ。