チャウ・シンチー監督の「少林サッカー」と「カンフーハッスル」の2枚組。
カンフーハッスル」は観たいと思いながら気付いたら公開終了してて、レンタルする習慣もなくなってしまっていたのでそのままになっていて、「少林サッカー」は劇場・レンタルで観たけどやっぱり面白いよなあまた観たいなあと思っていて、ふと思い立って調べてみたらこんな2枚組が。決して安くはないけど「まあいいか!」って感じで。
少林サッカー」はやっぱ面白い。3度目なのに。ラストのオチがすごい好き。「ボウリング」て! 今更だがヒゲ女軍団は全員があの格好なのかと思ってたけど、2人だけだった。
カンフーハッスル」は初。ギャグはだいぶ控えめで純粋に燃える。構造は単純で、強いやつがいると思ったらさらに強いやつが出てきて、と思ったらさらに強いやつが、さらに強いやつが・・・という感じ。弱いと思われてたやつが実は・・・というのはよくあるパターンだけどやっぱグッと来る。ラストはちとあっけなさ過ぎで、いちばん面白かったのは琴使いの前後かな。とは言えこちらも面白い。かなり日本人的な感じがするなあ。
ただ、中国的な特徴なのか監督の性格なのか、どちらの作品でも主人公(達)がひどい屈辱を受けるシーンがあるのだけどギャグの度を越えていてちょっと痛々しい。あと意地の悪いおばさんとか。あとやっぱりどっちも、もっと歌って踊れば面白いのになあ、と思った。