僕はどうも人の言うことを真に受けてしまいすぎる。純粋といえば聞こえは良いが要は朴念仁というか馬鹿というか。なので簡単にだまされるのだがだまされることが嫌いなのでそういう時は本気で腹を立てる。からかわれるのも同じだ。冗談だとわかっていてもちょっとしつこいとあっという間に機嫌が悪くなる。沸点は驚くほど低い。
 怒るというよりは失望するというのが近いかもしれない。ああ、こいつこの歳にもなってこんなことするんだ・・・くだらないなあ。そんなことしてて面白い?おれは面白くないね。と。はっきり言って僕は精神的にレベルの低い人間とは付き合いたくない。もちろん自分が高いといっているのではなくて最低限守るべきことがあるという話。道端に唾を吐く奴とか信じられない。タバコの吸殻だって踏んで火を消すとか側溝に落とせばいいというものじゃない。電車での携帯電話も腹が立つ。口元を押さえても無駄。迷惑だとわかっているならするな。「今電車だからかけ直す」と言うのも同じ。最初から出るな。後でかけ直せばいいだけだ。しかも携帯に関しては若い人たちよりサラリーマンやおばさんなどに多い。いい大人が。恥ずかしくないのか。嘆かわしい。嘆かわしい。嘆かわしい。もちろん自分だって誰かにとってのタブーを犯しているはずだが。
 少しそれたけどまあとにかく馬鹿が嫌いなんですよ僕は。繰り返すけど自分が馬鹿じゃないとかいうことではなくてここでいう馬鹿ってやつはただ単に自分の基準で測っているだけであって要するに個人的好き嫌いというだけであって。これを読んで「ドキッ」とか思った人が例えばいたとしてでも大丈夫本当に嫌いな人とは付き合おうとしないしそういうのがとても態度に出る方なので僕が好印象を持っていない人は僕に好印象を持たないはずで実際に会ったことがあってここを読んでくれているような人はたぶん平気たぶん。